ご覧頂きまして有難うございます。マッサージチェアアドバイザーの神坂です。
今回はファミリーイナダがまだ「ファミリー(株)」だった頃のマッサージチェア、FMC-730を無料引き取りさせて頂きました。
東京都の
目黒区にお住まいのお客様から引き取りの数日前にお問い合わせがあり、こんな事をお話いただきました。
「マッサージチェアを複数台所有していまして、その内の1台であるFMC-730を処分したい。おたくがファミリー時代のマッサージチェアは扱っていないというのはブログで見たのですが、ほとんど使用せず綺麗な状態なので無料引き取りかいくらかお支払いして処分してもらう形が取れないか?と思っています。」
有り難い事に当社のブログをちょくちょくご覧頂いていたそうで、当社がファミリーイナダに社名変更されてからのマッサージチェアしか取り扱っていないという情報は事前に得られていらっしゃいました。
2013年にファミリー㈱からファミリーイナダへと社名変更しているので、当社では基本的にファミリーイナダのマッサージチェアは2013年以降の発売機種のみ対応してきているのですが、今回のFMC-730は発売が2009年頃です。
それでもメールでお写真を拝見させて頂いたところ、パッと見た感じトップ画像の様な綺麗な状態でございました。
搬出も簡単であるとのお申し出を受け、査定といたしましては「故障や不具合無しで外装が綺麗な状態」であれば無料引き取り対応させて頂きます、但し、故障や不具合があった場合は引き取り出来ませんし、人が乗る部分に合皮の剥がれ等の修復の難しいダメージが見られた場合は有料処分対応とさせて頂きますという条件でお伺いさせて頂きました。
結果と致しましては小傷程度はあるものの付属品も完備され不具合等もまったく無い状態でしたので、無事に無料引き取り対応させて頂く事が出来ました。
お客様も「ファミリー時代のものだから取り扱っていないだろうと思ってダメ元だったけどおたくに連絡して良かった。他の同業のところ(特にファミリー時代のマッサージチェア不可と記載の無い業者)にもいくつか問い合わせしたんだけど、型番を言ったら門前払いされるケースがほとんどでね・・・。状態とか価値とか、おたくなら分かってくれるんじゃないか?と思ってね(笑)。」と笑っていらっしゃいました。
確かにファミリー時代のマッサージチェアは基本的に取り扱っていない現状はあるのですが、後にご紹介するファミリーイナダ製のマッサージチェアと形状や内部ユニットが同じなので状態さえ良ければ対応が出来ると判断致しました。
複数台のマッサージチェアをお持ちのお客様でしたが、他のマッサージチェアも処分する際は当社へまず連絡する!と仰って頂き双方満足といった感じでお取引を終える事が出来ました♪
FMC-730の詳細スペック
今回引き取らせて頂いたFMC-730の詳細スペックは以下の通りです。
メーカー・型番 | ファミリー・FMC-730 |
発売開始時期 | 2009年11月 |
発売当初価格 | オープン価格・30万円台 |
本体寸法 | 幅約73×高さ約103×奥行き約128cm |
リクライニング時寸法 | 幅約73×高さ約75×奥行き約185cm |
本体重量 | 75Kg |
代表機能 | 全身ストレッチコース・エアバッグ圧迫マッサージ |
FMC-N230などによく似ているマッサージチェアです
さて、今回引き取りさせて頂いたFMC-730ですが、上の写真のFMC-N230と非常にそっくりです。
外見はほとんど変わりませんよね?カラーリングは「白×グレー」「白×黒」の違いは見られますが、フォルム的にはほぼ同じと言っても良いでしょう。
ユニットのマッサージの揉み味も似ています。首部分にエアマッサージがあるのがFMC-730で、ヒーター機能があるのがFMC-N230という部分が一番特徴的な違いでしょうか。
FMC-N230に今人気のヒーター機能が搭載されている点はやはりファミリーイナダ以降の比較的新しい機種だな!と思いますが、FMC-730もその部分以外は決してひけを取らない性能だと思います。
ストレッチ機能が搭載されている点はFMC-J550にも似ているかも知れませんね。
そういった事を考えますと、このFMC-730はファミリーイナダのマッサージチェアのベースモデルとなった優秀な機種であると言えます。